年末調整?

皆さんこんにちは吹田市在住のファイナンシャルプランナー、奥村顕です

3月に入り確定申告の終わりの時期がやってきました

昨年住宅ローンを組まれた方ははじめての住宅ローン控除で四苦八苦されてないでしょうか

会社にお住まいの方は基本的には会社の方で税金の精算をしてくれます

それが11月から12月の年末控除の作業になります

年末控除って?

ただこの年末控除皆さんどういう意味かご存知の方いらっしゃいますでしょうか

私も社会人に入りたてのところについてはこれどういう意味なのとずっと?でしたが、

学ぶと、あぁそういうことかとふにおちました

会社員の方の給与は、給与所得控除、所得控除、税額控除の3つの控除があります

ちなみに控除と言うのは「収入はなかったものとしますよ、なので税金がその分少なくなりますよ」と言う意味になります

嫌な言い方をすると国がこういう方向に持ってきたいと言う時に使うんだ手法と取ることもできます

給与所得控除は、サラリーマンの収入から経費を認めましょうと言う意味です

個人事業主の方であれば経費で落としてから収入になります。 ただ会社勤めの方が経費がそこから認められないのですが、スーツや仕事に必要なものも買っていることもあるのでまず経費としてまず引きますよと言うことになります

所得控除は、生活に必要なお金にも税金をかけてしまうと生活困っちゃいますよねと言うことで税金を引きますよと言うようなイメージになります

基礎控除や配偶者控除など必要な生活費と年金や健康保険などの社会保険料控除するなどがあります。

年末の生命保険料控除や地震保険料控除もここに入ります

この所得控除を引いた金額のことを「課税所得」と呼びます

この課税所得に所得税額と住民税額10%をかけたものが税金になります

例えば4,000,000の年収の方が所得税10%住民税10%と合わせて800,000ではなくて、仮に税額を控除が2,500,000だとすると合わせて500,000と言うことになります

もうちとつは?

あれ3段ロケットって最初にいませんでしたかと気づかれた方はとても勘のいいかたです

ここで最後の切り離しが行われます

それが税額控除になります

最初にお話しをした住宅ローン控除やふるさと納税と呼ばれる寄付控除、そして医療費控除等があります

例えば住宅ローンを40,000,000君と住宅ローン控除が年間マックスの400,000受け取ることができます。

上の例だと500,000の税金から400,000引かれて税金が100,000になると言うことです

同じ400,000でも所得控除の400,000円と税額控除の400,000円では全く意味合いが違うということがポイントになります

ぜひ会社員の方はこの所得税の流れを押さえていただくことで少しでも使えるお金を増やすことができます!

この記事が皆様の参考になれば大変うれしいです